LSF-777
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いよいよオーディオ熱<完結編>である。
実は、今回のオーディオシステム一新の少し前にスピーカーを買い増ししていた。
そいつの名はLSF-777、KENWOODの名機だ。
ハードオフで美品がお値打ちで出ていたので衝動買いした。
と言っても、以前に下位機種のLSF-555を所有していて、昔から憧れを持っていた。

このスピーカー、名機の名に恥じない、とても良い音がする。
良い音というか、心地いい音と言った方が良いかも知れない。
一言で表現するなら「リッチな音」がするのだ。
それはこのサイズとは思えない豊かな低音によるところが大きい。
音の印象は低音寄りのフラットと言ったところで、とてもナチュラルな音質。
高音域も刺激的な音は出さず、滑らかでクリア。

思った通り、ONKYOのオーディオとも相性が良いようだ。
LSF-777は低能率のスピーカーだが、A-9000Rはしっかり鳴らし切っている。
また、箱の作りもリアルウッドが使われていて高級感があり満足度高し。
今まで使っていたSS-G33とは対照的な音で面白い。
SS-G33では少な目の低音を補うためにスピーカーケーブルにCANARE 4S8を使っていたが、これをLSF-777でそのまま使うと低音が出過ぎ&高音がやや物足りなかったので、新たにaudio-technica AT-ES1500を購入することに。
すると思惑通り、低音がスッキリし高音も透明度が上がり見通しの良い音になった。
こんな風に好みの音質へと調整、試行錯誤するのもオーディオの楽しいところ。

と、まぁこんな感じでオーディオを一新したのであった。
PCで聴くハイレゾ音源が流行りつつあるが、僕はやはりCDプレーヤーで腰を据えて聴く音楽スタイルが好きだ。
CDを一枚取り出し、プレーヤーにセットし、CD一枚をまるっと聴く。
円盤をクルクル回してリアルタイム再生という聴き方はもう古いのかも知れない。
実際昨今ではCDプレーヤーどころかミニコンポすら無い家も少なくないようだ。
もっぱらスマホでYouTubeやダウンロードというのがポピュラーな鑑賞スタイル。
それはそれで便利で、実際僕もPCでソフト再生するというのは重宝している。
しかし、やはり僕は気に入った音楽は「物」として手元に置きたい派なのである。
かつて「ジャケ買い」という言葉があったように、ジャケットのアートワークも音楽と共に楽しみたい。

せっかくなので、ここで現在のシステムを記しておくとしよう。
CDプレーヤー ONKYO C-7000R
プリメインアンプ ONKYO A-9000R
スピーカー KENWOOD LSF-777
スピーカー SONY SS-G33
ヘッドホン audio-technica ATH-A900 earpad mod
ヘッドホン AKG K701 bass mod
オーディオケーブル audio-technica AT-EA1000
デジタルケーブル audio-technica AT6D49
スピーカーケーブル audio-technica AT-ES1500
インシュレーター audio-technica AT6099
オーディオラック Pioneer B-102
自作電源タップ Panasonic WN1512K
壁コンセント Panasonic WN1318K
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# by yamatobito_yokki | 2016-03-27 02:05 | その他 | Comments(0)
Reference Hi-Fi
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さて、前回に引き続きオーディオ熱である。
結論から言うと、新しいオーディオに選んだのはONKYO。
CDプレーヤーにC-7000R、プリメインアンプにA-9000Rという組み合わせ。
同社のピュアオーディオ、Reference Hi-Fi Seriesに属するモデルである。

まずC-7000R
今回のCDプレーヤー購入にあたって大きな分かれ道だったのが、SACDプレーヤーにするか、それとも従来のCDプレーヤーにするかであった。
SACDには以前から興味があったので迷ったのだが、僕が好んで聴くロックやポップスにはそもそもSACDが殆ど無く、この先も出る可能性は低い。
だったら従来のCDを最大限高音質に再生してくれるCD専用プレーヤーを選んだ方が良いだろうという結論に至ったわけだ。

そこで音質重視のCD専用プレーヤーを探した結果、C-7000Rに決まった。
というか、そもそもCD専用プレーヤーという物自体が殆ど無かった。
どうやらこのクラスのCDプレーヤーは軒並みSACDプレーヤーに置き換えられてしまったようだ。

C-7000Rは単品オーディオにしては高さが抑えられており、シンプルでスマートなデザインに惹かれた。
ディスクトレーは金属で、その動きも静かかつスムーズで満足のいくもの。
筐体も厚めのパネルで覆われており、金属の塊という感じでガッチリとしている。
内部写真を見てみると価格に見合う物量が投入されているようだ。
では肝心の音はというと、これがまた僕の求める色付けの無いナチュラルな音質で申し分ない。
求めていたCDP-XA30ESと同等以上の質感と音質が得られて満足だ。

次にA-9000R
この機種を選んだのは、まずDAC付きプリメインアンプにしたいと思っていて、他にPioneer A-70やYAMAHA A-S801とも比較した結果、A-9000Rに決定した。
今まではMDS-JA333ESをDACにしてPCからの音を聴いていたが、今回は機器を減らしシンプル化したかったのだ。
A-9000RのDACとしての性能も同社の単体DACとして好評なDAC-1000と同等レベルのものが搭載されていて十分に高音質。
まだ試してないが192kHz/24bitのハイレゾ音源が聴けるというのも楽しみの一つ。

そして、ディスクリート構成のヘッドホンアンプ搭載というのも決め手だった。
僕はヘッドホンも好きなので、より良い音で聴ける独立したヘッドホンアンプが装備されているのは非常に魅力的。
実際に聴いてみると過不足なくヘッドホンを駆動してくれているようで満足。

音の特徴はと言うと、これまた色付けなく、そのままの音をクリアーに奏でる。
TA-FA50ESと比べるとA-9000Rはより繊細で滑らか、ナチュラルな音に感じる。
これはCDP-XA30ESとC-7000Rの違いにも当て嵌まる印象。
SONYの方がモニター的でクッキリした音、ONKYOの方がダイナミックレンジが広く、きめ細かな音といった感じ。

あとは、なんと言ってもデザインが好み。
カクカクとエッジの立った筐体は無骨ながら質実剛健といった趣でクール。
下部のパネルの開閉で“二つの顔”が楽しめるもの気に入っている。
またボリュームがデジタル、リモコン対応というのも今までにない操作感で便利だ。

という事で、プレーヤーもアンプも同じONKYOで揃えるカタチとなった。
やはり同じメーカー、同じシリーズで揃えた方がスッキリして好みだ。

次回につづく。
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# by yamatobito_yokki | 2016-02-29 23:38 | その他 | Comments(2)
オーディオ熱
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久方ぶりに「オーディオ熱」が再燃している。
きっかけは昨年、12年間愛用していたCDプレーヤーが故障したのが始まり。
使っていたのはCDP-XA30ESという機種で、SONYのESシリーズだ。
このXA30ESは「光学系固定方式メカニズム」なる機構を採用しており、ピックアップレンズを固定し、回転するディスク側を移動させ信号を読み取る。
読み取り精度は高く、通常のCDはもちろんCD-Rでもエラーが出たことはなかった。
ディスクトレーの動きは非常に静かかつスムーズ、選曲も俊敏で静か。
音質は色付けなくモニター調のクッキリ系でとても気に入っていた。

しかし、昨年7月頃から音が飛んだり勝手に電源が落ちたりといった症状が出始め、それが酷くなって来ていた。
修理をしようにもメーカーメンテナンスはとっくに終了しており、修理不可。
いくつかの修理専門業者に見積もりを取ると総額3万円程かかることが分かった。

ここで非常に悩んだ。
「12年前に4万円で購入した物に3万円出して修理するのか?」
「それとも新しいCDプレーヤーを購入するのか?」

結論から言うと、思い切って買い替えることにした。
愛着もあるので出来れば修理して使い続けたいと思ったのだが、今回修理しても他の部分がまた故障する可能性が高いと思ったからだ。
それに新しいオーディオにも興味があったというのも正直なところ。

そして今回、いっその事システム一式を更新しようと思い、プリメインアンプも同時に買い替えることに。
今まで使っていたのはTA-FA50ESという機種で、同じくSONYのESシリーズ。
こちらは10年前に中古で購入した物だが、何年か前からボリュームにガリが出るなど経年劣化が気になって来ていた。
アンプらしい、無垢の金属であるボリュームツマミが高級感があり回し心地が良い。
音質の方はこちらも変な色付けなく、パワフルでクッキリとしたストレートな音。
また筐体が立派でデザインも好み、所有欲を満たしてくれる機種だった。

そんなこんなで、買い替えにあたり何度か日本橋に足を運んだ。
昔に比べオーディオ専門店が減っていることに寂しさを感じつつも何店舗かを回る。
予算内でYAMAHA、Pioneer、ONKYO、DENONあたりの単品オーディオを物色。

するとあることに気づいた。
それは、当初の予算内だと僕の求める満足感を得られる物は無いということ。
コストダウンの影響か、昔と同じ予算ではXA30ESやFA50ESと同等の質感の物は見つからなかったのだ。
具体的にはスイッチやディスクトレー、ボリュームツマミ等の素材や作りが違う。

オーディオというのは良い音で聴くための手段であるが、機械そのもののデザインや質感、操作感といった音とは関係ない部分にも価値を見出す趣味だと思う。
少なくとも僕の場合はそうだ。
と言うことで、一度買ったらそうそう買い替える物でもなく、長く使えるはずなので予算を上げて選ぶ事にしたのだった。

後半へつづく。
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# by yamatobito_yokki | 2016-02-14 23:07 | その他 | Comments(0)