オーディオ熱
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久方ぶりに「オーディオ熱」が再燃している。
きっかけは昨年、12年間愛用していたCDプレーヤーが故障したのが始まり。
使っていたのはCDP-XA30ESという機種で、SONYのESシリーズだ。
このXA30ESは「光学系固定方式メカニズム」なる機構を採用しており、ピックアップレンズを固定し、回転するディスク側を移動させ信号を読み取る。
読み取り精度は高く、通常のCDはもちろんCD-Rでもエラーが出たことはなかった。
ディスクトレーの動きは非常に静かかつスムーズ、選曲も俊敏で静か。
音質は色付けなくモニター調のクッキリ系でとても気に入っていた。

しかし、昨年7月頃から音が飛んだり勝手に電源が落ちたりといった症状が出始め、それが酷くなって来ていた。
修理をしようにもメーカーメンテナンスはとっくに終了しており、修理不可。
いくつかの修理専門業者に見積もりを取ると総額3万円程かかることが分かった。

ここで非常に悩んだ。
「12年前に4万円で購入した物に3万円出して修理するのか?」
「それとも新しいCDプレーヤーを購入するのか?」

結論から言うと、思い切って買い替えることにした。
愛着もあるので出来れば修理して使い続けたいと思ったのだが、今回修理しても他の部分がまた故障する可能性が高いと思ったからだ。
それに新しいオーディオにも興味があったというのも正直なところ。

そして今回、いっその事システム一式を更新しようと思い、プリメインアンプも同時に買い替えることに。
今まで使っていたのはTA-FA50ESという機種で、同じくSONYのESシリーズ。
こちらは10年前に中古で購入した物だが、何年か前からボリュームにガリが出るなど経年劣化が気になって来ていた。
アンプらしい、無垢の金属であるボリュームツマミが高級感があり回し心地が良い。
音質の方はこちらも変な色付けなく、パワフルでクッキリとしたストレートな音。
また筐体が立派でデザインも好み、所有欲を満たしてくれる機種だった。

そんなこんなで、買い替えにあたり何度か日本橋に足を運んだ。
昔に比べオーディオ専門店が減っていることに寂しさを感じつつも何店舗かを回る。
予算内でYAMAHA、Pioneer、ONKYO、DENONあたりの単品オーディオを物色。

するとあることに気づいた。
それは、当初の予算内だと僕の求める満足感を得られる物は無いということ。
コストダウンの影響か、昔と同じ予算ではXA30ESやFA50ESと同等の質感の物は見つからなかったのだ。
具体的にはスイッチやディスクトレー、ボリュームツマミ等の素材や作りが違う。

オーディオというのは良い音で聴くための手段であるが、機械そのもののデザインや質感、操作感といった音とは関係ない部分にも価値を見出す趣味だと思う。
少なくとも僕の場合はそうだ。
と言うことで、一度買ったらそうそう買い替える物でもなく、長く使えるはずなので予算を上げて選ぶ事にしたのだった。

後半へつづく。
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by yamatobito_yokki | 2016-02-14 23:07 | その他 | Comments(0)


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